自分の事業や会社をやったことがない雇われ役員が組織をだめにする


現在の日本の、ある意味最前線の地方中小企業に勤めていると、どうしようも救いようもないものを目にします。

今回の主人公は、よくある雇われ役員さんたち。

これ、ほんとダメですね。

まず、雇われ役員の多くは、会社員からの繰り上がり、または大企業で勝てなかった人の天下りパターンなので、これらの人は自分の事業や会社を運営したことがありません。

もう、すでにこの段階で無理ゲーです。

心の根っこまで他人のふんどしで相撲をとる根性が染みついてますから、まず自分個人の損得・利害を考えてしまう(笑)

いやいや、まず会社の利益を考えてくださいよ。

多くの場合、組織構成員の個人的利益と組織全体の利益は合致しない、というかだいたい逆です。

雇われ役員さんの個人的利害に巻き込まれると、会社全体が非効率・不利益な方向に動いてしまいます。

そして、雇われ役員の人は、基本的に経済感覚が家計レベルです。

お金の動かし方がチビりすぎ(笑)

そもそも、税金天引き後の家計レベルでは節約と貯金は一定の効果がありますが、会社でそれをやると税金ばっかり増えて、会社の資産は上がりません。

頼むからちゃんと投資してください。

最後に、それを言ってはおしまいですが、今のネット時代、会社の仕事しかしたことない…というのは、さすがに経営者としては能力が低すぎます。

だいたい有能な人は、規模に関わらず自分の事業や会社を興しているものです。

まぁ、上手くいってる人は、管理職とか雇われ役員になると損益なので、なろうとするわけないパラドックスですが(笑)

そんなことで、いまいちイケてない雇われ役員さんたちにイライラしながらも…

人の会社だからどーでもいいかと生暖かく見守ってます。