結婚に大切なのは愛とお金どっち?男女(性別)や収入による考え方の違いを解説


結婚に大事なのは愛なのかお金なのか、ということを最近よく職場で話題にします。

ま、僕自身が悩んでいるわけではないですが、結婚適齢期の部下が多く、結婚相手の選び方も人それぞれなのでちょっと興味深く感じています。

もちろん、僕の考えだけを書いても読者の方には何の解決にもならないでしょうから、ヤフー知恵袋に質問を投下して回答を収集した結果をまじえて考察・解説していきます。

ヤフー知恵袋でアンケートしてみた結果

さっそく、ヤフー知恵袋に質問を投下してみました。

質問の内容(抜粋)

結婚は愛ですか?お金ですか?

ちなみに私自身が迷っているわけではないですが、職場の若い子たちの話題によくなるので。

私は「結婚は愛だ!愛があれば何事も乗り越えられる!」派なんですが、妻によると「困窮すると愛も壊れる」そうで、やや見解が異なります(少し残念)。

実際は「愛が前提だけどお金もいる」が正解なんでしょうが、どちらか選べと言われたらどうなんでしょう?

回答者が応えやすいように、もう少し個人的な経済状況なんかも詳しく書きましたが、ここでは要点だけ抜粋しました。質問のアウトラインとしてはこんな感じです。

それに対する回答は10回答得られました。これを①愛が全て、②どちらかと言えば愛、③どちらかと言えばお金、④お金が全て、の4種類に分類しました。

なお、文面から明らかに性別が判断できる回答については性別も記載しています。

①愛が全て

愛とお金だとすると、私は愛です。お金に困窮したり不満をもつ状況ではないですが、数年前まで働いていましたが、具合が悪くてもほとんど家事をやってくれなかった時には、愛の無さを感じて結婚を後悔しましたから。

パートナーが具合が悪い時くらいは、ちょっと家事を手伝えばいいのにな、とは思います。ま、それは愛というより思いやりなんでしょうが。この方は現在働いてないようなので、それでも生活ができるので、おそらくお金に余裕がある立場での意見かなと思います。
愛と言うか、思いやり?どんなにお金持ちでも思いやりのない人は嫌だなー。あと、子供に興味なしとか。「旦那のことはATMと思って割り切れ」とか言う人もいるけど、実際割り切れる女性ってどれくらいいるんだろ?と思う。愛(思いやり)がない結婚生活って、物質的には満たされても、虚しいと思いますよー。

僕もそう思います。好きじゃない人と一緒にいるのってしんどいですよね。なお、「旦那のことをATMと思う」女性って、たぶん男からはもっと酷いこと思われてますよね、絶対。

②どちらかと言えば愛

愛はどんな場面でも必要です。社会生活を営む上で必須です。結婚はベッドとテーブルを共にする関係つまりは、セ〇クスと金です。

たしかに、愛がないと一緒に暮らすのは無理でしょうね。ですから、この方は愛前提派かなと思います。

③どちらかと言えばお金

どちらかというと金ですね。まず、愛情があっても金がないと心の余裕がなくなり愛が枯れる事になりかねません。もちろん中にはそれでも愛を貫く人もいるかもしれませんが、正直悲劇のヒロインになり切ってる痛い人にしか見えません。本当にお金がなくて相手を苦労どころか不幸にさせるような状況なら手放すのもまた愛なのでは。あとは一時的に金の余裕が無いくらいなら愛の力で乗り越えられるかもしれませんが、慢性的に金がないのは愛の力は敗れる感じですかね。お金があれば心に余裕ができ、心に余裕があると相手への思いやりや気遣いができて、愛は余計深まると思います。

愛を貫くのが悲劇のヒロインとは、なかなか手厳しいお言葉です。たしかに、お金がなくて大変なら稼げばいいだけなんで、悲しんでないで努力するべきかなとは思います。
愛もお金も必要。でも、まずお金ありき。

どっちも必要だけど、やっぱお金前提というご意見ですね。

④お金が全て

お金です。いくら稼ぐ男かで結婚相手を決めます。人間も動物。メスは子孫繁栄の為健康で強い男を選びます。子供を産んで育てるには餌を多く運んで来て、沢山食べさせて貰わないと行けないからです。女は男が自分に貢ぐ金額で自分の価値と相手の愛情を測ります。お金が無いと愛も感じないのが本能です

なかなか科学的・生物学的な意見ですね。たしかに、かなり説得力があります。
お金ですね。愛だけじゃ、お腹一杯食べることはできないからです。私は初婚の時に、自分の働いたお給料を、全て元夫に取られて、生活そのものができなかったので、お金がない地獄を味わったことがあります。そのため、愛か?お金か?なんて聞いてる人は、心底お金に困ったことがないんだろうなと思います。

なかなか鬼気迫るご意見です。書いている内容通りだと、ま、地獄ですね。過去形なので、現在はきっと幸せな人生を送られていることを願います。

デビ夫人がこの前テレビで同じ話題を話していたのが印象的です。夫人いわくお金一択。
愛があってもお金がなきゃつらく苦しく愛も冷める。お金があれば心に余裕ができて愛が芽生える。お金がなきゃやっていけない。デビ夫人の生いだちからかなり説得力があるなぁと思います。

 あ、この話は知っています。「好きでたまらない年収200万の男」と「好きじゃないけど年収2億円の男」なら、デビィ夫人は後者を選ぶというお話ですね(というか2億だったらみんなそっちを選ぶと思うけどw)。

どんなに好きでも周りと生活レベルを比べてしまう。そして、そのなかで愛も冷めていく。一方、2億稼ぐ男は能力が高いので愛がなくても尊敬はできる。そして、その尊敬が愛に変わっていく。というご意見で、僕も一理あるなと感じます。

ていうか、いい歳して年収200万というのはろくな男じゃないですね。もうちょっと頑張れという話です(健康なら)。

ま、デビィ夫人の例えはちょっと極端かなと思います。実際、リアルレベルで女性が悩むのは年収400万の男と800万の男、くらいなところが一般的ではないでしょうか。
実際は結婚は愛で出来るが結婚生活は愛が無くてもお金で可能ですね。まぁ結局は結婚後は信頼関係や思いやりですかね。確かにお金が無ければ大変ですが一生懸命努力してる姿を見れば二人三脚で頑張ろうとなるでしょうが現実は稼ぎが悪いくせにギャンブルや趣味嗜好に浪費したりするから結論はお金になると言う事ですね。

旦那さん、浪費家なんだ(笑)。ま、稼ぎが良くないけど真面目で浪費せず、コツコツ貯金している人も少なくないと思いますが。

⑤その他の回答

どちらかを選べがおかしい(-∀-`; )。

おっしゃる通りです。まさに、それが正解だと思います。性別・所得・環境などなど、それぞれに違いますからね。


愛とお金についての男女差


ヤフー知恵袋の意見、身の回りの人の意見、男性としての自分の思考、なんかを総合的に考察すると、結婚に愛とお金どっちが大切(どっちが重要)か、というのには男女差があるように感じます。

人間の動物としての本来の役割分担は、男=狩り(仕事・収入)、女=育児家事(愛情)ですから、男性は「愛に比重があり」、女性は「お金に比重がある」のではないでしょうか。

動物的な生活をしなくなった現代社会(かつ男女雇用機会均等法もあり男女差がなくなりつつある社会)でも、やはり男性=仕事・女性=家庭というのは色濃く残っています。

ですから、男性は家庭を守ってくれそうな=愛情豊かな女性を結婚に求めるので、「結婚は愛だ」と考えがちなんですかね。一方、女性は収入の柱である男性に依存的な感性(違う人もいますごめんなさい一般論です)があるので、「結婚はお金」となってくるんだと思います。

ちなみに、僕の考え方としては「愛する妻子のためなら頑張れる・稼げるようになれる」なので、お金も大切ですが、まずは好きな人と結婚するのが最優先事項です。

実際、うちも上の子が大学進学の時に一瞬金欠になり、慌てて僕が副業(ライター)を始めて乗り切りました。そこから、「あ、お金って正しい方向で努力すれば簡単に稼げるんだ」と気づいたので、WEBメディア運営→そこからの輸入物販開業、という流れでどんどん稼げるようになりました。

でも、出発点(原動力)はお金がないことで妻や子供につらい思いをさせたくない、というものだったので、今でも「結婚は愛が全て」と考えています。お金はあとからいくらでもついてきます。

ちなみに、妻は「うーん、お金も必要」とのことです(苦笑)。

でも、僕の年収が1000万、2000万と増えていくに従い、ますます夫婦仲も良くなっていってますので(元々仲がいいですが)、やはり女性に愛されるにはお金も稼げないといけないな、というのは理解しています。

所得によっても大事なもの(愛かお金)は変わる


僕自身、といか我が家というかは、僕が会社員・妻が個人事業主で共働き、最近は僕の個人事業も追加され(ま、これが一番収入的には大きいんですが)、なので経済的に困窮したことはありません。あと、そもそも恋愛結婚なので、そりゃ愛も十分あります。

なので、推測でしかないんですが、人間って「ないものねだりの生き物」でしょ。だから、お金がない人(低所得層)はお金を欲しがり、冷めた夫婦は愛を求めるんではないでしょうか。

ちなみに僕自身、ごくごく一般的な人生、恋愛結婚+子供二人大卒+住宅ローン+車2台で生きてきていますので、実際に結婚生活(家庭生活)を維持していくための必要経費(年収)なんかは十分に知っています。

住宅ローンを組む人生として、子供が中学生くらいまでは夫婦で年収600~800万円、子供が高校生で夫婦で年収1000万円、子供二人が大学生の間は夫婦で年収1500万円、その後は老後資金の貯蓄をするだけなので夫婦で年収600~800万円、くらいあればお金に困る(家計が赤字になる)ことはないと思います。

逆に言えば、このくらいの家庭年収を確保できていれば、「結婚はお金じゃなくて愛」と考えられると思います。