ネット文化の始まりから現在まで20年近く、持たざる者が一山当てると言えば収益ブログでした。
数多くのプロブロガーが現れ、なかには月収7桁や8桁という猛者もおり、まさにアメリカンドリームな世界でした。
終わりの始まりは、2017年のフレッドアップデート。
これで、ネット収益の花形だったアフィリエイトがサイト・ドメインの評価を下げる猛毒になり、数多くのアフィリエイトサイトが消えていきました。
そして、2018年の健康アップデート。
個人ブログ、事業所ブログあたりはそもそもGoogleから相手にされなくなり、その健康フィルターはYMYLフィルターに進化…
2019年には一部上場企業・大手メディア・公的サイト以外は全滅となりました。
僕も2018年には月間300万PVで、月収7桁のプロブロガーだったのですが、日々じり貧と化し…
2019年9月のコアアップデート、権威性ドメイン以外ジェノサイドのアルゴリズム更新で、あえなく廃業となりました。
その後、友人の力を借り、公的サイトで活動をする「メディア運営者」になり、事業自体は細々と復活しましたが。
で、こんな経験をした上で、いまだネットに残る「ブログはオワコンじゃない説」を否定しておきます。
「ブログ オワコン」で検索すると「ブログはオワコンじゃない説サイトの記事」が上位にありますが、あれは情報商材屋さんのサイト。
その手のサイト記事の結論は、「まだ稼げる方法を売りますよ」なだけです。
僕自身、現在でも公的サイトの周辺サテライトサイトとして、個人ブログ・企業ブログ・社団法人ブログを計6つ管理運営してますが…
何をやっても公的サイト以外の記事がミドル~ビッグワードで検索一ページ目に表示されることはありません。
逆に、公的サイトの記事は公開後たった数分でミドル~ビッグワードの検索上位に表示され、数週間もすればウルトラビッグワードで一ページ目に表示されます。
個人~中小法人ブログは、もう、勝負にならない、というか土俵にすら上がれない状態です。
だから、はっきり言いますね。
ブログはオワコンです。
これが、悲しい現実です。
これからの時代、ネットで稼ぎたかったら、まずはリアル社会で全国的な実績を作り、そのカテゴリーの記事を一部上場企業・大手メディア・公的サイトのいずれかで、自分の収益ユニットを組み込んで公開するしかありません。
おそらく、ほとんどの人にとって、それは雲の上に行くような話でしょう。
なので、もう一度言います。
ブログはオワコンです。
残念です。
それでも、信じない人にエビデンス(証拠)。
かつて月収7~8桁だったプロブロガーさんたちの現在の月間PVです(byシミラーウェブ)。
▼ヒトデ祭り氏
https://similarweb.com/ja/website/hitode-festival.com
▼イケダハヤト氏
https://similarweb.com/ja/website/ikedahayato.com
▼亀山ルカ氏
https://similarweb.com/ja/website/rukaruka-datsumou.jp
かつては月間数百万PVだったモンスターブロガーの方々ですが、現在は数十万PVもしくは少なすぎて測定不能です。