【RGM-79SPジムスナイパーⅡ】初心者向きのガンプラ(HGUC)の作り方・塗装例・レビュー



RGM-79SPジムスナイパーⅡの機体解説とガンプラ(HGシリーズ)の初心者向きの組み立て行程と簡単な塗装例をご紹介します。

■RGM-79SPジムスナイパーⅡとは


生産性を重視したジムと、そこから派生したバリエーション機では、機体性能の限界を感じた一部のエースパイロット達の意見を受けて、ジム・コマンド系統のフレームをベースに、限界まで強化改修を行なった1年戦争におけるジムの最高峰機体。スナイパーの名を冠しているのは、頭部のバイザーにコスト度外視で内蔵された精密射撃用センサーと、高性能な光学カメラの能力を最大限に活かせるのが狙撃だったためであり、機体の基本性能で比較した場合でもカタログスペック的にはガンダムやジオン公国軍のゲルググに匹敵するクラスの総合性能となっている。しかし、特別な仕様を贅沢に盛り込んだ少数量産機のため、整備性を始めとする運用面に問題を多く抱え、万全状態での出撃例は少なかったようであり、配備が終戦直前になったこともあって、実践における目立った記録を残せていない不遇な機体である。引用:バトオペ2攻略wiki

■初心者向きの作り方と塗装

●パチ素組み+つや消し+すみ入れ



こちらが、初心者の方がガンプラを作って塗装するためのセットです。

組み立てはパチ素組みで、パーツはニッパーを使ってランナーから綺麗に切り取り、細かい部品とシール貼りはピンセットを使います。

塗装は素材のプラスチック感をなくすためにフラットクリア(つや消し透明)塗装をしますが、この一手間だけでずいぶんと質感がよくなります。

また、細部やミゾにはガンプラマーカーのすみ入れペンなどを使い簡単に着色すると、仕上がりを向上させることが可能です。

■実際のガンプラ組み立て行程

●肘と膝関節が複雑で難易度がやや高め



まずは、胴体部を組み立てます。赤い部分が色分けパーツになっており、やや部品数が多いですが、組み立て自体は簡単で、初心者の方にも組みやすいと言えます。



次に頭部・腕部・脚部を組み立てます。頭部はクリアパーツに加えバイザーのシール貼りがありかなり細かい作業となりますので、ピンセットは必需品です。

また、狙撃姿勢をとるために肘と膝が二重関節で細かな作りになっており、初心者の方にはやや難易度が高めですが、説明書をじっくり読みながら焦らず組み立てれば、無理なレベルではありません。





パチ素組み完成の状態です。やはり、ジムスナイパーⅡには狙撃姿勢が似合います。



水色の部分は特にプラスチック感が強く、このままでは質感がいまいちですので、フラットクリア(つや消し透明)を全体に塗装してテカりを抑え、質感を上げるとともに、すみ入れペンでモールドにスミを入れていきます。



本キットはバーニアは色分けされていませんので、フラットレッドを使ってバーニア内面をピンポイント塗装します。



簡単な作業ですが、一気にリアリティーが増します。

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全行程を終えた完成状態です。

本キットは膝をついた狙撃姿勢がとれることが大きな魅力ですが、立ち姿もかっこいいですね。

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