【MSM-07量産型ズゴック】初心者向きのガンプラ(HGUC)の作り方・塗装例・レビュー



MSM-07量産型ズゴックの機体解説およびガンプラ(HGシリーズ)の初心者向きの組み立て行程と簡単な塗装例をご紹介します。

■機体解説MSM-07量産型ズゴックとは


水陸両用MSでありながら、陸上戦闘においても高い運動性能と格闘性能を発揮した傑作機。腕部、脚部にフレキシブル・ベロウズ・リムと呼ばれる多重関節構造を採用し、水陸共に広い可動範囲と、運動性能向上を実現した。モビルアーマー開発で有名なMIP社の特色が色濃く出ており、頭部ミサイル、腕部メガ粒子砲、大型空母の艦底も貫く強靭なアイアン・ネイルなど、武装面も強力である。水陸両用MS全般として、実用可能なメガ粒子砲をMSに搭載したことは当時のジオン公国軍としては画期的であった。また水中での高水圧に耐えうる独特な流線形の装甲は、戦闘においても高い防御力を発揮する。後の時代ではMSの高性能化と地上戦の減少により、局地戦用MSは稀有となり、一年戦争時代特有のものと言える。引用:バトオペ2攻略wiki
MIP社が開発を担当した重MSの1つ。第1期の水陸両用MSであるゴッグと異なり、アッガイと同じく第2期開発の機体として扱われる。最終設計にあたってはゴッグで得られた実戦データを元に改良が重ねられているが、そのために開発が遅延して完成はアッガイが先行した。元々はMSM-04の型式番号を与えられる予定だったが、開発の遅延から生産はゴッグの後期型と同時期となった。引用:wikipeida

■初心者向きの作り方と塗装

●パチ素組み+つや消し+すみ入れ



こちらが、初心者の方がガンプラを作って塗装するためのセットです。

組み立てはパチ素組みで、パーツはニッパーを使ってランナーから綺麗に切り取り、細かい部品とシール貼りはピンセットを使います。

塗装は素材のプラスチック感をなくすためにフラットクリア(つや消し透明)塗装をしますが、この一手間だけでずいぶんと質感がよくなります。

また、細部やミゾにはガンプラマーカーのすみ入れペンなどを使い簡単に着色すると、仕上がりを向上させることが可能です。

■実際のガンプラ組み立て行程

●パーツ数が少なく初心者の練習に最適



まずは、脚部を組み立てていきます。本キットはパーツ数が少なく、組み立て行程も少ないので、まさに初心者の練習に最適なガンプラの一つです。

ただし、多関節構造ですので、似たような作業の繰り返しが多く、やや飽きてしまう印象はあります。



次に腕部を組み立てます。爪は可動するのが嬉しいですね。こちらも多関節ですので、順番と左右を間違えないようにして組んでいきます。



最後に頭胴部を組み立てます。構造はシンプルで難易度はありませんが、モノアイとコクピットハッチがシールですので、ピンセットを使って丁寧に貼ります。





パチ素組み完成の状態です。ここから、質感を向上させるためのフラットクリア塗装と、すみ入れをいつものように行っていきます。

また、今回は水陸両用モビルスーツということで、軽く錆び汚れのウェザリング塗装(汚し塗装)も行っていきます。



塗料は濃いグレー部に薄めたライトグレー、腕と脚の多関節部に薄めた茶色を使い、それぞれ塩汚れと錆びを表現します。

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完成状態です。やや古いキットですが、作りやすいので初心者の方の入門用に最適です。

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また、関節の可動域が広いため、劇中の名シーンを再現することも可能です。

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