【MS-06F-2後期生産型ザクⅡ】初心者向きのガンプラ(HGUC)の作り方・塗装例・レビュー



MS-06F-2後期生産型ザクⅡの機体解説とガンプラ(HGシリーズ)の初心者向きの組み立て行程と簡単な塗装例をご紹介します。本キットは現行の06系ガンプラのなかでも、作りやすさと完成度のバランスが非常によく取れた、傑作HGUCのひとつです。

■機体解説MS-06F-2後期生産型ザクⅡとは


ザクⅡの後期生産型。型式番号からF2型とも呼ばれる。地球降下作戦実施後に蓄積されたデータを元にザクⅡを改良した機体を総合的に後期型と呼称し、本機はその中でも統合整備計画による操縦系統の規格統一を実施した第2期生産型にあたる。胸部装甲の形状変更による強度の確保や、機体の軽量化とスラスター推力の増加により機動性の大幅な改善がみられる。ザクⅡ改ほどの大幅改修機ではないものの、基本性能は全体的に向上しており、生産性も良好だった。背部にオプションのブースターを装着することで、重力下での空中戦にある程度対応することも可能。1年戦争中よりも戦後に活用された記録が多く、長期に渡りジオン残党軍が運用し続けた名機である。引用:バトオペ2攻略wiki

■初心者向きの作り方と塗装

●パチ素組み+つや消し+すみ入れ



こちらが、初心者の方がガンプラを作って塗装するためのセットです。

組み立てはパチ素組みで、パーツはニッパーを使ってランナーから綺麗に切り取り、細かい部品とシール貼りはピンセットを使います。

塗装は素材のプラスチック感をなくすためにフラットクリア(つや消し透明)塗装をしますが、この一手間だけでずいぶんと質感がよくなります。

また、細部やミゾにはガンプラマーカーのすみ入れペンなどを使い簡単に着色すると、仕上がりを向上させることが可能です。

■実際のガンプラ組み立て工程

●作りやすく完成度が非常に高いキット

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まずは、胴体部と頭部を組み立てます。特に難しい工程もなく、初心者の方でも簡単に組み立てられます。なお、頭部は通常タイプ・装甲追加タイプ・指揮官用の三種類から選んで組み立てる方式で、あとから交換することも可能です。

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次に腕部と脚部を組み立てます。肘関節は向きを間違えやすいので、説明書を見ながら確実に組んでいきます。また、膝関節は二重関節になっており、やや工程が多いのですが、難易度自体はそれほど高くありません。

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パチ素組みが完成した状態です。本キットの若草色の形成色は、プラスチック感が強いのでフラットクリア(つや消し透明)で塗装して質感を向上させます。また、濃い緑色とグレーの部分は無塗装でも問題ありません。

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つや消し塗装後、すみ入れとはがれ塗装(シルバーペンのチッピング)を施した完成状態です。

とにかく、本キットはザク系プラモデルの中ではトップクラスの出来栄えですので、ぜひ作製することをおすすめします。

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