新コンテンツ量産とリンク網構築|ピークにむけて戦列を組む

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夏にはメインサイトのカテゴリーが検索ピークを迎えます。このタイミングで月間300万PVを達成したいので、新コンテンツ群の量産に入りました。

普通は、新コンテンツが検索1ページ目に入るまでに半年ほどかかりますが、幸いなことにウルトラビッグワードの一位コンテンツがいくつかあるので、そこを拠点に発リンクをしています。

とにかく、ページランクが高いので、新コンテンツはミドルワードなら数時間で検索1ページ目に突入しています。

ただし、ここからが問題で、作るコンテンツ全てに発リンクをすると、発リンクのトルクが下がってしまいます。発リンクトルクは、原則的に1/総発リンク数ですので、発リンクを増やして分母が増えると、現在発リンクに支えられているコンテンツのSEOトルクも落ちてしまいます。

なので、新コンテンツ群をランク分けし、主力新コンテンツにのみ発リンクし、他の新コンテンツには主力新コンテンツから分岐発リンクをするという、かなりややこしいことになっています。

コンテンツはいくらたくさん作っても、リンク網という血管で結んでいないと力は発揮できず、各個撃破の憂き目を見るので、いかにリンク網を作ってコンテンツをコンテンツ群として構築するかが、勝敗の分かれ目となります。

リンク網は、人の流入経路とグーグルボットの巡回経路という二つの意味があるので、その二つが最適に交わるように構築しないといけません。

人間のリンク通過数は解析プログラムでカウントできるので把握していますが、ボットの通過回数や通過経路は勘に頼らざるをえません。

この辺は、かつて巨大企業サイトのSEOディレクターをしていた頃に、先方の東大や早慶の理系を出た秀才軍団と共同で試行錯誤したノウハウが生きてきます。

SEOはコンテンツの質とリンク網、いずれが欠けても成功しませんが、なかなか数学パズルのように難解です。