勝つことにした日の苦い記憶と負けないための三つの在り方

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最近、やっとメインサイトが軌道にのり不安・焦り・怒りといったものから解放されつつありますが、WEBメディアを立ち上げて「勝つことにした日」はどん底の日々でした。

僕には大学生と間もなく大学進学(執筆当時)の二人の子供がいるのですが、それぞれ勉強が得意な子とスポーツが得意な子と全く正反対です。

親として、二人の子それぞれが得意な分野で一流になれるよう、地方中小企業会社員+妻のパート代で可能なかぎりの教育費を捻出してきましたが、やはり、無理なものは無理で、上の子が大学進学の直前に家計がパンクしました。

給料の口座はマイナス限度枠を越え、住宅ローンやカードの支払いは焼きつき、二ヶ月続くと金融ブラックになり学資ローンや奨学金も借入不能になります。

やむを得ず、父親から形見にと譲りうけたロレックスを質屋に売りました。

質屋から現金を受け取り、そのまま口座に入金し、急場をしのぎましたが、あの時のえぐられるような絶望感や自己嫌悪感は一生忘れません。

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それから、自分と家族が生きるため…使い捨ての100円ライター、1000円ライターを経て、巨大企業の2000円ライターになりました。

幸い、長年やってきたスポーツで、一流ではありませんがそこそこの戦績があり、それをきっかけに巨大企業メディアで読者がつきトップライター契約をいただきました。

しかし、ライターはあくまで使い捨ての道具、著作物は巨大企業のコンテンツ権のもと全て奪われました。

結局、会社員もライターも使い捨てであることに気づき、独自WEBメディアを立ち上げ、著作権を盾に巨大企業コンテンツから自コンテンツにリンクを貼り、膨大なSEOトルクを流入させ、検索上位を占拠し、今に至ります。

会社員やライターの労働は、次の月には何も残りません。ただ、時間を消耗し、奪われるだけです。

地方の沈み行く経済圏やネットの底辺社会は妊娠解雇・不法労働・退職強要・リストラなどなど労働弱者にはあまりに厳しい状況…羊は奪われて食べられるだけです。

かといって、飼い犬になる気もありませんでしたから。

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実は、この過程で巨大企業と裁判闘争になりかねない状況になり、最悪、離婚・自己破産しようと覚悟をくくったのですが…

同じ立場のライターがたくさんいたようで、ある一人が撃った告発コンテンツ=スナイパーライフルの狙撃弾が直撃、巨大企業は炎上してたった二週間で壊滅しました。

このくだりは、あまりに闇すぎるので、詳細は墓場まで持っていくつもりなので、書きませんが。

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ネットフィールドを制圧していた巨大企業メディアがなくなり、現在はあまりに混沌としている…

というか阿鼻叫喚の略奪地帯と化していますので、これから、どうなっていくのは推測しかねますが…

少なくとも、負けない生き方をしていこうと思います。勝つことと負けないことは、似ているようで全然別物です。

勝つためには本人の力+「何か」が必要ですが、負けないためには…

「冷静な判断」「適切な努力」…そして、「負けない覚悟」があれば何とかなるのではないかと考えています。