会社員は損益計算の概念を身につけるべき|最近の小さな悩み


会社員の多くがほとんど意識せず、事業者の全員が確実に意識する(というか行動規準)ことに、損益計算があります。

つまり、自分のやっている仕事が最終的に損益になるのか、収益になるのかということで、その分かれ目を「損益分岐点」と言います。

で、事業者はロングスパンで総合的に考え、この損益分岐点を超えて投資する(資金だけでなく労力も)ことはありません。

事業(仕事)は利益を出すためにやっているのであり、損得なしの感覚は家族・友人関係などで満たせばいいだけです。

しかし、会社員の多く、とくにいわゆる社畜化してしまいがちな方は、この損益計算の概念がないばかりに、気がつけば搾取され永久に豊かになれません。

で、僕の現在の小さな悩み。

僕の部下にけっこう頑張る(会社員的に)若手がおり、たくさん仕事を抱えて気持ちもパンパンみたいです。

今は、先日の二泊三日の出張報告書を作成するため、連日遅くまでサービス残業をしています。

その部下の頑張りを否定するつもりはありませんし、会社員としてはある意味正しい姿かもしれません。

が、冷静に損益計算すると以下の通りです。

収益:出張手当3000円×3日=9000円

損益:残業手当1500円×4時間×日数

これでいくと、二日間サービス残業をした時点で損益過多になります。

その若手部下は二日以上サービス残業をしているので、仕事を事業と考えた場合、すでに損益垂れ流し状態なのです。

でも、これを言ってしまうと、たぶん本人の感情を逆なでするだけなので「大変だね」と声をかけてますが…

これは無責任な問題回避で、本人の豊かな将来のためには本当のことを言ってあげるのが真の優しさです。

しかし、うまく理解してもらえず、人間関係が悪化したら、僕自身が精神的に削られて損益になりかねないので、結局は放置しています。