【MSN-02ジオング】初心者向きのガンプラ(HGUC)の作り方・塗装例・レビュー



MSN-02ジオングの機体解説とガンプラ(HGシリーズ)の初心者向きの組み立て行程と簡単な塗装例をご紹介します。

■機体解説MSN-02ジオングとは


ジオン公国軍の威信をかけ、「ジオン」の名を冠しニュータイプ用MSとして開発された機体。ビショップ計画で収集されたサイコミュ・システムの運用データでは無線誘導式化を推し進める確証が得られず、メガ粒子砲には有線式が採用されることとなった。サイコミュの子機となる両腕部を含め機体各所に全13門のメガ粒子砲、大型化した腰部スカート内には大推力のスラスターを備え、高火力高機動を実現している。本機はニュータイプ以外での運用を視野に、頭部と胸部の2ケ所にコクピットが設けられている。試作機は3機開発されたといわれ、その内1機がシャア・アズナブルが搭乗、ア・バオア・クー攻防戦において戦艦4隻とMS18機を瞬く間に撃破し、優れた性能を発揮するものの、既にニュータイプ能力を開花させたアムロ・レイが搭乗するガンダムと相撃ちとなった。引用:バトオペ2攻略wiki
一年戦争末期、ジオン公国軍はニュータイプを兵器として投入するため、サイコミュ・システムを搭載したMSの開発を計画する。計画案は仮の型式番号として「MS-16X」で承認され、先行して「ジオング」の名称も付けられている。これは、究極のMSにジオン公国の名を冠することによる国民の士気高揚を意図するものであるといわれる一方、公国の基本理念である「ニュータイプの発現」を証明するMSとして開発されたためであるともいわれる。引用:wikipedia

■初心者向きの作り方と塗装

●パチ素組み+つや消し+すみ入れ



こちらが、初心者の方がガンプラを作って塗装するためのセットです。

組み立てはパチ素組みで、パーツはニッパーを使ってランナーから綺麗に切り取り、細かい部品とシール貼りはピンセットを使います。

塗装は素材のプラスチック感をなくすためにフラットクリア(つや消し透明)塗装をしますが、この一手間だけでずいぶんと質感がよくなります。

また、細部やミゾにはガンプラマーカーのすみ入れペンなどを使い簡単に着色すると、仕上がりを向上させることが可能です。

■実際のガンプラ組み立て工程

●組み立ては簡単だが造りが大味



まずは、胴体部を組み立てます。本キットは、パーツ数がかなり少なく、組み立てるだけならばもっとも簡単な部類のガンプラと言えるでしょう。

ただし、その分パチ組みだけではかなり大味で、それなりの完成度にするためには、部分的に手を加えていく必要があります。



次に、脚部のかわりであるバーニア部分を組み立てます。こちらも二色形成とかなりの大味です。



次に、頭部を組み立てます。こちらは、かなり細かく色分けされており、最低限のモールドも入っているので、あまり手を加える必要はありません。





最後に腕を組み立ててパチ素組みは完成です。



なお、一部パーツには部分的に金属塗装を行ってから組んでいます。

パチ素組みの状態では、かなり大味でなおかつプラスチック感が強く、模型というよりはおもちゃよりの仕上がりですので、ここから手を加えていきます。



まずは、プラスチック感を消すために、全体にフラットクリア(つや消し塗装)を筆塗りで塗布します。



前腕部のオレンジ色のトーンを落とすため、こちらには薄めたフラットブラック塗装を施しました。



さらに、すみ入れを行うとともに、肩部アーマー内側はフラットレッドで塗装しています。



胴体下部は、クロームシルバーとグレーシルバーの二色の塗料を使い、配管類を部分塗装してリアリティーを増しました。



あわせて、モールドにすみ入れを行い、スカート内側をフラットレッドで塗装しています。



さらに、バーニア内部の発火点はフラットオレンジで塗装し、かなりディテールアップできました。





完成状態です。

本キットはモールドが少なく、のっぺりした印象になりますので、他のガンプラで余ったデカールシールを流用し、ディテールアップを行っています。

▼ガンプラの一覧と入手先はこちら

■おすすめのガンプラ記事

●初心者向き塗装・加工テクニック

20180520051446725.jpg

【ガンプラ汚し塗装】錆び・油・泥・剥がれウェザリングの初心者向きのやり方

【ガンプラ弾痕加工】剥がれ塗装と錆び塗装からのすみ入れで質感を向上させる

●宇宙世紀のガンプラ全種類一覧

23421933_624.jpg

ガンプラ全一覧|初心者におすすめのかっこいい宇宙世紀登場機体(HGUC・MG・RG)紹介と機体解説