明るい未来や豊かな将来はなくならない仕事を見つけた人に訪れる


最近はネット記事などで「将来なくなる仕事」というような話題も見受けられるようになりました。

これは、簡単に言えば「多くの仕事はロボットまたは人工知能に奪われる」ということです。

すでに生産現場などではロボットが導入され、雇用人員の削減なども行われていますから、ロボットについては想像にたやすいことですね。

また、ホームセンター・スーパーマーケットなどでもロボットレジ=セルフレジがずいぶんと普及してきており、いわゆる「レジうち」の雇用人員は削減されつつあります。

このまま、主婦層のアルバイトの代表格でもある「レジうち」がロボットに置き換わっていけば、少なからずの世帯の家計にも影響しそうです。


一方、人工知能はまだ一般になじみが浅く、将来人間にとってかわると言われても、ピンとこない方も少なくないでしょう。

最近、テレビCMなどで見かけるAmazonエコーやGoogleホームなどアシスタント家電は、まさに人工知能の初期量産型と言えるものですが、最先端人工知能のほんの一部機能を搭載しているにすぎません。

実際の人工知能はあんなものではありません。

僕のようにSEO(検索エンジン最適化)の仕事をしていると、人工知能が人間を越えるのはそう遠くないな、と少し怖いような感覚をともなって感じることも多くあります。

僕たちSEO関係の職種がメインで相手にしているのが、「Googleボット」または「Googleクローラー」と呼ばれる、リンクを伝ってネット網を自由に移動し、世界中のインターネットコンテンツをチェックし、検索順位をつける人工知能です。

そして、Googleボットこそが最先端の人工知能と言われています。

ほんの数年前までは、まだまだ人間の知能のほうが優れていましたので、SEOのプロならGoogleボットを騙して検索上位をとることも不可能ではありませんでした。

いわゆる検索スパムとかブラックSEOとか呼ばれる手法です。

具体的には、類義語や同義語の漢字・カタカナ違い(手品とマジック・林檎とアップル)などのキーワードを置き換えただけの同一コピペ記事で、複数の検索順位を独占したり(サイトを変えて)といった記事量産も可能でした。

また、やや高度な手法になると、Googleボットは言語変換(翻訳)があまり得意ではなかったので、海外の検索上位記事を日本語に翻訳してコンテンツ化したりとかもありましたね。

もちろん、現在はランクブレーンと呼ばれる翻訳・同義語を得意とするGoogleボット・人工知能がいますので、絶対に無理です。

ちなみに、現在、検索上位をとっているSEOのプロたちは、Googleボットに勝っているのではなく、Googleボットの持つ、人間の作るコンテンツの揺れに対して見逃してくれる「許容範囲」を知っているだけです。

そもそも、知識や情報は誰かに教わり伝わるものであり、完全なるオリジナルというのはありえませんから。


このように、人工知能は加速度的に進化しており、すでに目(画像認識)・耳(言語聞き取り)・口(思考の言語表現)は完成しているとされています。

そして、圧倒的な情報量を保有しているため、人の趣向などもすでに順位化・理解しています。

つまり、これまでの単純作業をこなすロボットではなく、考え創造することができる人工知能の完成も間近なのです。

そうなると、単純労働だけでなく、人間の独壇場と思われている「クリエイティブな仕事」すら危うくなってきますね。

おそらく、標準的で圧倒的多数に好まれるものを創造する能力は人工知能のほうが優れているでしょうから。

なお、人工知能が完全に人間の能力を越えるXデーは2030年とも言われており、それは間もなくです。

その先の時代では、人工知能を制御し仕事をさせる職種・職能を身につけていなければ、もう仕事はないかもしれませんね。