会社の仕事をしていて、うんざりすることの一つに、縄張り意識の強い人との付き合いがありますね。
特に一つの部署や担当に長らくいる、中年世代会社員にこの傾向は強く見られます。
「俺は聞いていない」
「俺のやり方でやる」
「俺を通して進めろ」
などなど…
しかも、些細なことでこれをやられると面倒くさい事この上ありません。
まぁ、みんなちゃんと話を通すようにはしているんでしょうが、忘れてたり、順番が前後することだってありますよね。
聞いてなかったり、後から聞かされたとしても…
「あっ、そうなの、了解」
で済ますのが余裕ある大人の態度なんですが、縄張り意識の強い人には通用しません。
余裕がない人だからこそ、縄張り意識が強いのですから。
そもそも、会社員の仕事を例えるならば、家政婦さんみいなものです。
家(会社)の所有権があるわけではなく、時間と労働力を切り売りしているだけですからね。
だから、会社員が会社の案件に縄張り意識を持つというのは…
家政婦さんが一室を「ここは私の部屋」と言って、勝手に家具の配置を変えるようなもんです。
迷惑以外のなにものでもありませんね。
会社員が会社の仕事にどれだけ強いこだわりを持とうが、株式を持っているわけでもなければ、会社敷地の登記簿に名前が記載されているわけでもありません。
なので、会社の仕事に縄張り意識を持つのは、荒唐無稽なことなのです。
少し考えればわかることです。
もっとわかりやすく例えるならば、犬は、電柱におしっこをして縄張りを主張しますが、そもそも電柱は電力会社の所有物件です。
そんな程度の話です。
このような無意味な、何の根拠もない案件に虚しい縄張り意識を持つくらいなら、ネットフィールドに正真正銘の自分の権利物を持つほうが、ずっと自分のためになりますよ。
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