会社員に起こるネガティブな出来事を受け入れ正の力に変換していく思考法をご紹介します。
■ネガティブな出来事は避けられない
●負の力に引き下がるか正の力に変えて押し戻すか
人間は生きている以上、周囲から受けるネガティブな出来事を避けて通ることはできません。それは、人類が社会形成をする群れ生活の生物である特性上、仕方のないことです。
世の中には、ネガティブな力を受けた場合、その力に引き下がる人と、その力を正の力に変えて押し戻す人がいます。
前者は辛い人生を送り、後者は豊かな人生を送るケースが多いのですが、その差は僅かな思考法の差異でしかありません。
■ベクトルを消す絶対値
●全ての事象は絶対値化して正の値で受け入れる
中学校の数学で習った「絶対値」というものを覚えていますか？
出来事には、正の出来事もあれば負の出来事もあります。それだけでなく、斜め45度の微妙な出来事もあります。
絶対値とは正や負といった数の向きは無いことにし、その数値だけをあらわす考え方で、負の値である-10を絶対値であらわすと、｜-10｜＝10という正の値になります。
会社員に降りかかる様々なネガティブな出来事は強い負の力を持っていますが、それを絶対値の思考法で変換すれば、強い正の力になるのです。
このブログは、会社員が個人メディアで自立し、強く生きるための羅針盤になりたいなという思いで続けていますので、会社員に降りかかる具体的でネガティブな出来事を例示しながら、それを個人事業家としての思考回路で生きる力に変える方法をご紹介します。
■上司に怒られた
●上司ですらお客さん
会社員をしていると、上司に怒られるのは日常茶飯事です。完全に自分のミスである場合、真摯に謝りましょう。
でも、ただ当たられているだけの理不尽なものも少なくありません。しかし、ふてくされてはいけません。損なだけですし、嫌われると次々とネガティブな嫌がらせをされ、精神力を削がれてしまいます。
言い訳をしようが、謝ろうが給料は変わりません。ならば、謝って、無駄に削られなかった精神力を自身の事業運営に回しましょう。
また、広いネットの世界では、その上司ですら知らず知らずにあなたのメディアに検索流入し、PV源であり収益源ですらあります。上位表示される良質なコンテンツを作成し、理不尽な上司にもあなたの広告ユニットをドンドン踏んでもらいましょう。
■査定が悪かった
●それは絶対値ではないし絶対値でも誤差の範囲
会社員をしていて、気にするなと言われても、ほとんどの人が気にするのがボーナスなどの査定です。
査定が悪いと「自分はダメな人間」と落ち込むかもしれませんが、それは広い世界のなかの小さな片隅の小さな世界での価値基準で絶対値ではありません。
仮に絶対値化しても、広い世界の数値では誤差の範囲です。
昨今の経済状況を考えると、ボーナス査定の良し悪しなど±10万円程度でしょう。日割り計算するとコーヒー代にしかなりません。
会社で評価されるより、社会で評価されるように良質なコンテンツ作りに注力しましょう。
ブログメディアが一定の規模に育てば、小さな世界の誤差程度の金額は、数日で償却します。上司の評価よりグーグルの評価のほうが、キャッシュフローとしては数百倍の規模にもなりますよ。
■サービス残業を強要された
●ほどほどやっておき自分の時間として使う
昨今の経済状況を受けて、特に中小企業で横行しているのがサービス残業です。
一言で言えば、給料が発生しない時点でそれは仕事ではありません。する必要はないでしょう。
そもそも、犯罪ですから。
とは言え、これだけ横行してくると、重犯罪ではないけど軽犯罪でもない…といった感じで、万引きや痴漢みたいなものでしょうか。
かと言って、万引きや痴漢をする犯罪者に気を使う必要もないかとは思いますが。
しかし、実際問題、サービス残業を全て突っぱねると、なかなか暮らしにくく、さらなるネガティブ事象を受けて精神力を削がれてしまうことにもなりかねません。
サービス残業はほどほどにやっておき、メディア運営に関わる勉強や準備を、素知らぬ顔でやっていくのが賢明でしょう。
サービス残業の時間は、会社の時間ではなくあなたの時間ですから。
■不当解雇の標的にされた
●最悪のピンチは最高のチャンス
破綻していく会社では、サービス残業強要の次にくるのが、妊娠退職強要・早期定年強要…そして最後は不当解雇です。
職を失うということは、会社員にとって死活問題であり、人生で最悪のピンチです。
しかし、その日にむけて、リスクヘッジとしてブログメディア運営をしてきたあなたには、人生で最大のチャンスでもあります。
これまで、早朝や勤務後、または休日にしかできなかったコンテンツ作成が、なんの制限もなく24時間365日できるのです。
適切なSEO技術を使い、これまで会社の労働に浪費してきた時間全てをコンテンツ製作に回した場合、これまでとは比較にならないくらいのトルクとスピードで収益を上げられるでしょう。
以上、会社員に起こるネガティブな出来事を、マイナス数値の大きさ順にご紹介しましたが、マイナス数値が大きければ大きいだけ、その絶対値も大きいので、正に転換できれば、手に入れるものも大きくなります。
